2016年02月29日

お潮井採りの出立ち

2月29日(月)

本日、2回目の更新です。

英彦山に春を呼ぶ神事「お潮井採り」の日を迎え、先ほど一行は出発
しました。

・写真をクリックすると、拡大されます。

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英彦山神宮宮司、神職、そして地元氏子など参加者全員で記念写真。


「お潮井採り」、これは英彦山の最も古い神事の一つと伝わります。
英彦山から行橋市の沓尾海岸(姥が懐)まで九里八丁(39キロ)の道を
辿り、禊ぎをしその潮水を竹筒に汲み英彦山に持ち帰り、山内を清める
と言う神事です。

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山の神様に出立ちの報告をして、9時になると法螺貝の音と共に参道を下り
出発します。

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集落の人達も、見送りに出ている。

時折小雪が舞う中、それもこの時期は毎年の事で千年続く伝統行事です。
帰山は明日、日もとっぷりと暮れた頃になる。

★ つれづれに一句

  山里に 春呼ぶ神事 見送れり   yamahiko
     ・やまざとに はるよぶしんじ みおくれり



posted by やまひこ at 10:33| 歳時記

小石原の高木神社へ

2月29日(月)

先日の嘉麻市熊ヶ畑に続き、今日は小石原の高木神社です。

熊ヶ畑高木神社は、こちらからどうぞ。
http://hikosan.sblo.jp/archives/20160220-1.html

英彦山から長谷峠を過ぎ、右手に大河ドラマ「黒田官兵衛」で名を馳せた、
松尾城跡を見て、一つ目の信号を左に入ると高木神社に到着。

この道は阿蘇などへ行く時に、もう数えきれないほど通っているのですが、
車を停めて・・、とは中々ならずようやく写真も撮ってブログアップできます。

・写真をクリックすると、拡大されます。

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高木神社正面です。

一ノ鳥居には「大行事社」、二ノ鳥居には「高木神社」と云う扁額が掛けられて
おり、昔の名残がそのまま残されています。
辺りは住宅街でもあり、車も行き交っているがそれを感じさせない静けさです。

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参道を登り、本殿へ。
拝殿は固く閉じられていたが中を窺うと、奉納絵馬が掛けられていて、少し
色褪せているのも歳月を偲ばせるものがあります。

境内には、

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祇園社には、天満宮・稲荷社・疱瘡神の三社が祀られている。


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そして、「猿田彦大神」。
側面に宝暦13年と刻まれているので、かれこれ250年近く旅人の安全を見守って
いることになります。

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見下ろすと甘木・朝倉方面からの道が交差しているのが分かる。

筑前二十一宿の一つ小石原宿は、東の彦山口、南の鼓口、西の佐田口・江川口・
嘉痲口、北の添田口など四方に通じる交通の要衝であったので、国境の宿場、
日田街道の宿場町としてかなりの賑わいを見せたという。

ことに、英彦山への登山口に当たり、英彦山と宝満山とを結ぶ修験者たちの峰入りの
ルート(行者道)の中間に位置し、重要な場であった。

高木神社は英彦山詣での、「関所」のような役割も持っていたようです。

★ つれづれに一句

  春陽濃し 故事来歴を 繙けば   yamahiko
    ・はるびこし こじらいれきを ひもとけば


さて今日は、英彦山神宮・お潮井採りの出立ちの日。
少し天候が心配ですが、この神事を迎えると英彦山にも春到来です。






posted by やまひこ at 00:00| 史跡ご案内

2016年02月28日

巨岩あり、歴史あり・岩石山へ

2月28日(日)

先日の26日は放射冷却現象で朝は氷点下の冷え込みでしたが、空はどんどん
晴れてくる。
どこかに山に登ろう〜、先日来の長谷山と帝王山に続き、里山歩きの延長で地元
添田町の岩石山(456、5M)へ行って来ました。

今回は、赤村登山口からです。

・写真をクリックすると、拡大されます。

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登り始めての直ぐにある岩石不動は山伏の行場でもあり、真新しい花が供え
られていた、今も熱心な参拝があると云う事だろう。

さぁこれからは「針の耳」など、パワースポットに入りますよ〜。

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潜ったり見上げたり、立ち止まったりと、巨岩オタク(?)にはたまらない
コースです。

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展望所から、赤村方面を見下ろす。
こうやって上から見ると、田んぼの緑が増え始めているのがよく分かります。

★ つれづれに一句

  早緑の 里を一望 木の芽風   yamahiko
     ・さみどりの さとをいちぼう このめかぜ

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山頂近くまで登ったらまず「八畳岩」が現れる、そしていつものようにこの岩に
登ってパチリとやる。
これから国見岩や梵字岩、獅子岩な巨岩・奇岩が続き、「岩石山」とはよくぞ
名付けられたものだと思う。

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雪がまだ残っている、馬場跡。
かつては山城「岩石城」が、気付かれていたこの山。
保元3年(1158年)大宰大弐となった平清盛が、大庭平三景親に築かせたのが始まり
とされ、「馬場跡」にもその名残りを感じますね。

東屋のある山頂は天守台と云われ、本丸はその南下にある。

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天守台からの、英彦山遠望です。
歴代の城主もこうやって、英彦山を見据えては策略を凝らしたのだろうか。

英彦山山伏の足跡、山城の歴史など語ればキリがないのですが、今日は登山を
楽しむと云う事で、これで下山することにしよう。

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下山は、岩石山トンネルの方へ。
お疲れ様でした。

あっ、佐々木小次郎伝説もありました、おいおい書きます〜。

★ つれづれに一句

   春寒や 山の歴史の 深かりし  yamahiko
     ・はるさむや やまのれきしの ふかかりし



posted by やまひこ at 00:00| 山行記録