2017年02月18日

越冬のテーマは

  2月18日(土)

英彦山の冬の過ごし方はやはり冬眠に近いもので、雪に閉ざされた日などは退屈なものだ。
雪景色を楽しみながらカメラ片手に歩き回ったりするが、それにもすぐに飽きてしまい、
あぁ退屈だなぁ・・、となってしまう。

そうならないように毎年冬が来る前に、「越冬のテーマ」を決めることにしていて今年はこれだ。
木工に取り組もう!

素材はある。
もう人の記憶から消えてしまったかも知れない、「泉蔵坊杉」の名残の枝がある。

泉蔵坊杉は山内では鬼杉に次ぐ樹齢を重ね、県指定天然記念物にもなり、英彦山神宮のシンボルでも
あり、奉幣殿境内の一角に堂々と聳えていた。
泉蔵坊杉の、記事をお読みください。
http://hikosan.sblo.jp/archives/20150617-1.html
http://hikosan.sblo.jp/archives/20150618-1.html

平成3年の台風19号で、惜しくも倒れてしまった。
片付けの時に近所の人と枝の片割れをもらい、いつかは役立つものに仕上げようと思っていた。

・写真をクリックすると、拡大されます。

2016_1205_135515-PC050001[1].jpg   P1200002.JPG

P1300004.JPG   P2160001.JPG

長年仕舞い込んでいたのをヨイショと取り出して作業に取り掛かったのは、本格的な寒さが来る前の
12月の始めだった。
枝の片割れとはいえ、さすがに樹齢を重ねているので太く固いもので、まず余分を割って、切り落とし、
削り、を繰り返し構想通りに形造ってゆく。
さて大方の形が出来上がると、家の中で作業になりひたすら磨く、磨く。
米ぬか・竹べら・チョキと云われる猪の牙などで、とにかく磨き続けるが、寒く雪が降りしきる日の
作業にはうってつけで、自然の木目が浮き上がり完成したのは立春も過ぎたころ。

思い通りに、いやそれ以上の完成度に自画自賛です。
これの行き先は・・・、新築祝いに差し上げることにしました。

P2160004.JPG

坪庭もある和風建築に調和して、ようやく長年の課題を終えたような気分です。

★ つれづれに一句

  成すべきを 成して春待つ 朝かな   yamahiko
    ・なすべきを なしてはるまつ あしたかな


本日のおまけ。

P2170002.JPG

こんな物も、出来ました。





posted by やまひこ at 00:00| 雪の暮らし