2017年03月01日

春呼ぶ千年神事

3月1日(水)

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今日から、3月ですね。
〜〜春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと・・・〜〜、唱歌「早春賦」の
一節は、英彦山のこの時期を詩にしたのではないかとさえ思う。

風も土も水も、冬のままに冷たい。
その冬のままの中にも、暖かく変わろうとする気配がさりげなく徐々に始まっているし、少しづつ
ではあるが、木の芽、草の芽も膨らんでいる。

英彦山の里を見下ろすと、まだまだ枯れ色が目立っているが、もう山気に春は兆している。
昨日は英彦山に春を呼ぶ神事、「お潮井採り」の出立ちの日でした。

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「お潮井採り」、これは英彦山の最も古い神事の一つと伝わります。
英彦山から行橋市の沓尾海岸(姥が懐)まで九里八丁(39キロ)の道を辿り、禊ぎをし
その潮水を竹筒に汲み英彦山に持ち帰り、山内を清めると言う神事です。

平安時代から連綿と続けられており、毎年この日を迎えると英彦山では、あぁもう春が来たなと
実感するものです。
吹き鳴らされる法螺貝の音は、春到来を告げているようです。

★ つれづれに一句

     英彦山に 春呼ぶ 千年神事かな   yamahiko
        ・ひこさんに はるよぶ せんねんしんじかな


posted by やまひこ at 00:00| 歳時記