2017年03月16日

英彦山神宮・御田祭

3月16日(木)

早朝に小雪が舞うほどの寒さが戻った昨日、英彦山神宮の「御田祭」へ。
この日は天候がビミョウで、空模様が気になるのは毎年のことです。
それでもカメラマンの多かったこと!、年毎に増えているようで、これが土・日曜日だったら
どんなだろうかとも思う。

英彦山神宮の御田祭は、1000年の歴史を持つ「松会祈年祭」という神事の中の一つであり、
その古式を守り今に伝えられています。
奉幣殿の境内には、「神の田」がしつらえてあります。

・写真をクリックすると、拡大されます。

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御田祭は、鍬入れから始まり、畝切り、田打ち、畔塗り、馬杷、杁(エブリ)、種蒔き、御田植、
など田植えの一連の所作を神前で行い、今年の豊作を祈念するものです

石昌(セキショウ)という常緑の葉を、苗に見立て御田植えの所作もあり、この時期に青々とした石昌は、
縁起の良いものとされています。

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この神事の人目を集めているのが、飯戴(イイカグメ)です。

この飯戴(イイカグメ)とは、氏子が扮していて孕み女の装いになり、殊更に顔を白く塗り、
ちょっと滑稽にも見えるが、稲の豊かな実りを表わしているものと云う。

一連の神事も終わりになると、参拝者はどっと飯戴の元へ駆け寄ります。
頭上に捧げ持つ飯切り桶には、山盛りにした白飯が椀に入れてあり、それを競うようにして、
懐紙に取り持ち帰る人、その場で食べる人もいて、その場がドッと沸く。
近在の農家さんが多く、縁起物の石昌を持ち帰る人もいて、これで豊作は間違いなしですね。

草木の芽吹きが始まり、それでも名残雪が降って、その中で春本番到来を告げる御田祭があり、
毎日が歳時記そのものの様な英彦山の暮らしです。

★ つれづれに一句

  御田植や 歳月流れ 易くして  yamahiko
    ・おたうえや さいげつながれ やすくして

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          行事のお知らせ

◎ 豊前坊高住神社春季大祭・柴燈大護摩修法〜〜〜
  ・ 日時 3月20日(祝)
  ・ 会場 豊前坊高住神社境内
  ・ 詳細はこちら http://blog.goo.ne.jp/takasumi-jinja





posted by やまひこ at 00:00| 歳時記