2018年04月12日

競秀峰へ

4月12日(木)

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耶馬溪の競秀峰は、登山と云うよりも史跡巡りのような気分で歩きたくなる。

耶馬日田英彦山国定公園の一角という事でお隣さん感覚、英彦山から野峠を下り気軽に来られる
景勝地でもあり、ちょっとした探索気分にさせてくれるスポットだ。

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洞門口の不動明王に迎えられて取り付くが、もうすでにそれらしく霊場への第一歩だ。

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苔むした石段には落ち椿、祠があれば野仏ありで霊場らしさに満ちていて、静けさの中の
このコースは好いものだなと思っていたら、どうも先客がどういるらしく木立の間から甲高い
笑い声が聞こえて来る。
声の方向から、陣の岩へ向かっているらしい。

時間差をつけるためにも、先に妙見窟の方へ行ってみよう。

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妙見窟はこの一帯の中心的な行場であったらしく、かなりの広さで今も参拝人が絶えないようで
綺麗に清められている。
妙見宮には妙見菩薩が3体、男女神像2体、如来立像が1体安置されていて、その作風から平安時代の
ものとされています。

耶馬渓の羅漢寺を中心にした信仰圏の一つが、ここ競秀峰であり修行者だけではなく、人々も通った
ことだろう。

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陣の岩を目指して、登りの始まりだ。
鎖がしっかりと取り付けてあり、標識もよく目立つので初心者にも歩き易いはずだが、万全の注意で
進む岩場もあり、特に雨上がりなどは気を付けないといけないだろう。

梵字窟、不動窟を通り清水洞に到着だ。


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山内で一番好きな窟で、今でもコンコンと清水を湛えておりこういう場に立つと、修行者でなくても
信仰者でなくても、神妙な気持ちになるものです。


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もうゲンカイツツジは終わっているが、日当たりにはシュンランが咲き始めていて少しホッとしながら
鎖伝いに歩いて行こう。

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三陣の洞、ここも好い霊気を感じます。
長年の風雪に耐え、人々の思いが込められているような、英彦山の窟にも通じる「気」です。

そして最後は鎖場を登り切ると「陣の岩」に到着、見晴らしが良いですね。

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山国川流域を一望、この上流が英彦山です。

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競秀峰と、眼下に青の洞門付近が広がっている。
一休みの後、下山は弘法寺へ降りることにしよう。

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高野山真言宗・弘法寺は、九州三十三観音霊場十番札所です。


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羅漢寺への旧道が伸びており、昔から人々が行き交った巡礼の路ですね。

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フデリンドウ、サツマイナモリ、シャガ、セントウソウなどなどを見ながら。
お疲れさまでした。

★ つれづれに一句

  麗らかに 古寺巡礼の 路なりし   yamahiko
    ・うららかに こじじゅんれいの みちなりし




posted by やまひこ at 00:00| 山行記録