2017年09月26日

木犀の香り

9月26日(火)

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今年も秋本番を告げるかのようにモクセイが咲き、香り始めている。
銅鳥居下のこれは正確に云うと、ウスギモクセイというよく知られているキンモクセイの
原種に近いもので、その昔に中国から入ってきたと云われています。

参道沿いの坊舎の庭や祠の付近に植えられており、この季節になると甘い香りに辺りは包まれる。

どれもが屋根を超えるほどの古木で、英彦山の歳月と共に樹齢を重ねてきたことを物語っているかの
ような風格です。

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修験道盛んなりしころの江戸時代、各坊の庭や門前に梅・桜・楓などを植栽し風致を整えるようにと、
座主様よりお触れが出された。
今に伝わるこのウスギモクセイは、山伏たちがそれぞれの坊の庭先や祠の敷地に植えたそうな、それが
年月を経てこのような古木になったいう。

香りがする樹を庭に植えるなど、その当時は貴重なものであり贅沢な事だったろう。
英彦山は樹一本にも歴史あり、ですね。

★ つれづれに一句

  秋陽濃し 継がれ来しもの 大いなる   yamahiko
    ・あきびこし つがれきしもの おおいなる


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地図に★マークを付けてみましたが、最近新たに二か所見つけたのでまだまだありそう。

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銅鳥居上の霊泉寺のキンモクセイも、今が盛りです。

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昨日はFBSテレビの取材があり、早速放映されました。
有り難うございます。

★ つれづれに一句

  木犀の 花の香りに 満つる里   yamahiko
    ・もくせいの はなのかおりに みつるさと




posted by やまひこ at 01:57| 植物・秋