2017年09月13日

秋風に・・、種田山頭火

9月13日(水)

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スキー場のススキはまだまだ早いと知ってはいるが、この時期になると自然に足が向いてしまう。
キャンプ場から伸びる一筋の道に入ると、いつもの静けさでこのまま真っすぐに行くと、スキー場に
出て、更に進むと高住神社です。

秋風が立つ頃この道を歩くと、種田山頭火を想う。
大正から昭和初期にかけて、生きた俳人・種田山頭火(たねださんとうか)。

「すべって ころんで 山がひっそり」と英彦山で詠みその句碑もあり、いつもそれを見ているのだが
しっくりとくるのは、やはりこの時期です。
さて、彼とその句碑について書こうと思ったら、去年の記事があるのでこちらを。
http://hikosan.sblo.jp/archives/20160906-1.html

山頭火というとまず托鉢姿で、漂白、だとか、流浪という言葉が付きまとうもので、その生き方を想う時
なぜか遠くを見やる様な気持ちになり、一過性のブームとかではなく、静かなファンも多いと云う。

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それは、酒に溺れ、句を詠みながらの放浪の生活、それでもどこか憎めない彼の天性の人柄、それらに
何となく憧れのようなものを感じるからではないだろうか。
かと云って誰にも看取られずに、草庵で生涯を終えるのはイヤだけども、到底自分には出来ない生きざま
だからこそへの畏怖のようなものかもしれない。

もう随分以前、NHKで彼の生涯が「山頭火 何でこんなに淋しい風ふく」、としてドラマ化された時、
フランキー堺演じる山頭火がピタリとはまり役だったなぁ。

秋風に、山頭火はよく似合う。

★ つれづれに一句

  訪ね来て 句碑の心に 触るる秋    yamahiko
    ・たずねきて くひのこころに ふるるあき



本日のおまけ。

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シカの家族・・、かな。




posted by やまひこ at 00:00| ガイド

2017年09月09日

コース下見へ

9月9日(土)

10月に予定されている、ある山岳会の英彦山史跡巡り。
そのガイドを頼まれているので、担当者とコースの下見をしました。

何回も英彦山には登っているが、いつも何気なく通り過ぎていて、こんなに歴史深い山だとは
知らなかったと、感慨しきりでした。

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表参道付近を中心にしたいという希望通り、銅鳥居から始めて、宿坊跡、古庭園、石垣の家並、
句碑、歌碑、資料館、奉幣殿、と説明しながら歩くと、ちょうど頃合いの時間になっていた。

予定している時間と照らし合わせても、これで充分とも思える内容だが、山岳会の史跡巡りなので、
少しワイルドなポイントもご案内。

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チョット入り込んで、「五窟」へ行こう。

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山伏の行場「五窟」一帯は、秘密のスポットめいており、当日はここも是非見て欲しい。

★ つれづれに一句

  湧き出る 水の響きも 山の秋   yamahiko
    ・わきいづる みずのひびきも やまのあき


内容はまだまだ検討中ですが、皆さん宜しくお願いします。





posted by やまひこ at 04:49| ガイド

2017年08月22日

思い出すこと

8月22日(火)

ガイドをしていると、後日丁寧な礼状が届いたりすることがある。

先日は去年登山ガイドをした、『サマースクール「ウッドインカルチャー」2016in添田町』を
まとめた本が届き、あれから1年が過ぎたのかと思いながらページを繰っている。

これは林野庁協力事業でもあり、当日の事はこちらから。
http://hikosan.sblo.jp/archives/20160828-1.html

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これには後日談があり、参加者のお一人がもう一度山内をゆっくり歩きたいと、東京から
再訪されて、摩崖仏や鬼杉を案内したことのはもう秋も深まる頃だった。
団体行動では説明しきれなかったことなども話しながらの、登山と云うよりも英彦山散策の
1日になり、これにも丁寧な礼状を戴いたことなどが思い出されます。

★ つれづれに一句

  蘇る ものの数多に 夏惜しむ   yamahiko
     ・よみがえる もののあまたに なつおしむ







posted by やまひこ at 05:04| ガイド