2017年06月24日

南岳コースへ

6月24日(土)

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毎年の事だけども梅雨入りの直後は、意外に晴れが続き少し拍子抜けすることが多いが、
長期予報では、梅雨の晴れ間はもうこれが最後ということで、昨日は南岳コースへ。

このコースでは滅多に登山者に出会う事はなく、静かな山歩きを楽しむことができる。
柱状節理の「材木石」を見ながら、いつもの一休みだ。

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途中大南神社へ立ち寄ったりして、コース分岐からの急登にあえぎながらの登りになるが、
ここは木陰が多くそれを抜けてくる風の涼しさに、休憩タイムがつい長くなってしまう。

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ツルアリトオシ、キノコ、コナスビ、ニガナ、ミゾホウズキ、などなどを見ながら。

稜線に上がり、鎖場でまたも大休止だ。
ここは展望が良いが昨日は、晴れてはいるが遠くは霞が掛かり、というPMのパターンだったようで
遠望はあきらめました。

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「鹿の角」の大岩稜(少し見えづらい!)と、耶馬溪方面です。

この辺りから、咲き残ったヤマツツジが現れる、この花はつくづく岩場が好きなんだな。

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最後をガシガシと登り詰め、南岳山頂へ。

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本日の、「上宮百景」です。
エゴの白い小花越しに、夏バージョンで。

ここからは、正面コース、バードラインへ下りました。

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まだまだ咲いている、行者堂横のオオヤマレンゲ。
咲き始めたばかりのクモキリソウ、サルナシ、エゴの花、ツクシガシワ、マタタビなど。

途中「オオヤマレンゲを見に来たけど場所が分からない〜」と云う人に出会い案内し、下山しながら
宗像からの上宮参拝の夫妻とよもやま話となり、参道を下っていると「資料館はどこでしょう?」と
聞かれたので、花駅2階の山伏資料室まで同行し、ついでに(?)展示品の説明をして・・、と後半は
喋りに喋ったので、その疲れの方が大きくなったけども、好い1日になりました。

お疲れさまでした。

★ つれづれに一句

  山頂を 極めし汗で ありにけり   yamahiko
    ・さんちょうを きわめしあせで ありにけり


本日のおまけ。

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中岳上宮で、セキレイ。










posted by やまひこ at 05:19| 山行記録

2017年06月19日

星に祈りを・月出山岳(かんとうだけ)へ

 6月19日(月)

月が出る山、日田市東部に鎮座する「月出山岳」は「かんとうだけ」と読むが、その名前の
由来にロマンを感じ、登山と云うよりも史跡探訪気分で行ってきました。
前回までは、こちらを。
http://hikosan.sblo.jp/article/180027081.html

日田市街から県道672号を高塚・玖珠方面へ車を走らせると、登山口を示す標識がありそこを左折、
月出山集落の公民館横が駐車場になっている。
綺麗に整備されていて、記念スタンプも備えてある。

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出発の前に、説明版を読みましょう。
へぇぇ、ここも耶馬日田英彦山国定公園の一角に入っているんだな。

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登山ルートは舗装された「林道」と云う名の、単調で退屈なものだったが、途中にはシイタケ栽培の
榾木(ほだぎ)が積まれていて、そういう作業の人達がもっぱら行き交う道のようだ。

この山には3峰があって、西から東に一番坊主(678m)、二番坊主(690m)、
三番坊主(708.7m)と呼ばれている。
小一時間ほどで開けた場所に到着しました、どうやらここが一番坊主で展望台などが整備されている。

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この展望あればこその「月出山岳」だろうと思う、やはり現場に来るとよくわかります。

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渡神岳、釈迦ヶ岳、御前岳方面の山並み。

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耳納連山方面。

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九重山系・涌蓋山、万年山方面。

広々とした遠望が欲しいままで、天空に祈りをささげるには相応しいロケーションだ。
注目したのは、この仏塔です。

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左面には、「二十八宿遥拝所」と彫られています。
二十八宿とは、天球における天の赤道を、28のエリア(星宿)に分割したものだそうで、中国の天文学・
占星術で用いられました。
遥拝所(ようはいじょ)とは、遠く離れた所から神仏などをはるかに拝むために設けられた場所で、
どの方向に向かい参拝していたのだろうか、文字通り天に向かってだろうか。

さらによく見ると右側面には上から時計回りに「金、日、火、計、月、木、羅、土、水」とあり、その
上には九曜とあります。この九曜(くよう)とは、インド天文学やインド占星術が扱う9つの天体と
それらを神格化したものだそう。
難解な文字もあり、もうこれ以上は読めません。

どちらにしても、ここから天に向かって星々に祈りを捧げていたという事だろうか。
そして遥かには、日の子の山・英彦山ですからね、条件は整っている。

色々調べていくうちに、この仏塔に関して、こういう記事を発見。
https://mainichi.jp/articles/20160119/ddl/k44/040/248000c

この文中にあるように、豪潮律師は英彦山に宝篋印塔を建立した高僧としてその名を遺している。

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宝篋印塔は経文を納める石塔の事ですが、英彦山のこれは大変大きなもので、高さ約8メートル、
その規模は日本最大と言われています。
1817年に建立され明治時代の受難により、大灯籠のように造りは変えられていますが、その
規模は当時のまま伝えられています。
ここでも英彦山との繋がりを、見つけられたようで嬉しくなる。

今はこの山頂で観月会が開かれているそうで、夜空を仰ぎ昔に思いを馳せるなどしたら
どんなに好い時間になるだろうか。

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二番坊主、三番坊主を巡りながらの下山となりました。

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ノバラやニガナ、サンキライなどなど里の花を見ながら。

★ つれづれに一句

  降るほどの 星に恵まれ 夏今宵   yamahiko
    ・ふるほどの ほしにめぐまれ なつこよい




posted by やまひこ at 00:00| 山行記録

2017年06月17日

大船山へ

6月17日(土)

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15日に登った、大船山。
標高の低い順番から、ミヤマキリシマは咲き始める。
そう考えると、そろそろこの山が見頃のはずだと見当をつけて行ったのですが、その予想はピタリと
当たり「百花繚乱」ならぬミヤマ繚乱の咲きっぷりでした。

前日から男池駐車場で車中泊、ここは他に比べると静かなもので安眠できますね。
近くまでシカが来ている気配、それでも英彦山の我が家は毎晩のようにその足音や声を聞いているので
どうという事もなく熟睡です。

明るくなると同時に、登山開始だ。

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ソババッケから今回は風穴を目指して、そこから登ろう。
そのあたりはまだ朝日が差し込んでいない時間で、足元に注意しないとゴロゴロ・ゴツゴツの岩が
重なっているので危ない。
以前岩に滑って捻挫をしたらしく、救助隊を待っている登山者に遭遇したことがあったな。

それでもオオヤマレンゲ、発見。

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日差しが照り付ける中よりも、これくらいの明るさで見る方がこの花の本来の美しさだ。

風穴を通過していよいよ登りに取り付くがこれがしんどい、まぁ、焦らずに一歩づつ行こう。
日も差してきて、たちまち暑くなってくるが時折の風が有難い。

やがて稜線に出る、米窪をぐるりと回って段原に行く手前から小道の分岐があり、そこからまずは池の方へ
行ってみよう、それも目的の一つなのだから。
最近雨が降っていないので、多分枯れ池になっているだろうが・・、やはりそうだった。

それでもミヤマはもうこれ以上はないと思うほど今が盛りで、いつもとは違う方向で山が見えた。

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大船山。

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北大船山と、大船山のツーショット。

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平治岳。

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どこを見ても青空とミヤマの群生で、目がくらみそう。

いつも縦走路の上から見ているが、この一帯の花色は特別に鮮やかなように見える。
ただ花の赤だけではつまらないが、灌木の緑が好い役割をしているな。

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縦走路に上がって、さっきまでいた池の方を見る。

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北大船山から、大船山へ行くことにしよう。

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大船山山頂から、米窪を見下ろす。
歩いてきた路も、ミヤマの赤にぐるりと染まっているし、今日はどこまで青空なんだ。
他には10人ほどで、静かな休憩タイムを楽しんでいる。

さて、ゆっくり下山しよう。

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こんな花の回廊を通って、大戸越を目指します。

そしてガレ場の下り、これがズルズルでまた大変でした。
足にも疲れが出始める行程の後半なので、滑らぬように転ばぬように。

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途中のオオヤマレンゲで、クールダウンです。
どの樹にも蕾が沢山ついていて、来週辺りから見ごろになりそう。

駐車場に下山完了は16時20分頃で、11時間以上も山を歩いたと云うか、遊んだ山行でした。
お疲れさまでした〜。

本日の俳句は、お休みします。




posted by やまひこ at 00:00| 山行記録