2017年09月16日

英彦山を遥拝、中摩殿畑山(991Ⅿ)へ

9月16日(土)

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英彦山から大分県側へ通じる野峠、途中の毛谷村の谷は霧が湧きやすく中々の景色を
見せてくれるが、ここで呑気にしていられない。
目指すは、中摩殿畑山の登山口だ。

守実を抜けて、津民集落、くねくねと羽高の棚田を見ながら岩伏という集落に到着。
ここが行き止まりで、そこから登山開始です。

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登山口の奥にはまだ民家があり、飼い犬や飼い猫が長閑に遊んでいる横を通り、しばらく行くと
林道になる、川沿いに砂防ダムを右に見ながら単調な道だ。
登山者にはチョット退屈な林道だが、そのお陰でとても手入れが行き届いた杉林が続いている。

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美林ですね。
このあたりから、朝の冷え込みがウソのように気温が上がり始めてきた、そういえば予報でも
残暑が戻って来ると云っていたような。

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標識が所々にあるので、初めてでも迷う事はないと思うが、登るにつれ道が荒れてきたようで
このところの大雨などで、これも仕方ないかとも思ったりしながら。
九十九折れの急登も終わり、ブナ林に差し掛かる。

山頂近くのブナは以前の様な勢いはなく、風倒木やそれも朽ち果ててしまっているのが多い。
それでもシイタケを発見〜!、写真の左上です。

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中摩殿畑山(991Ⅿ)の、山頂に到着。

山名は「ナカマトノハタヤマ」とも「ナカマドンノハタヤマ」とも云うらしいが、どちらにしても
この一帯を治めていた豪族の中間氏との繋がりをあらわしている。

この山頂の見どころは、遥かに広がる英彦山の全容です。

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その昔英彦山を頂点とした、「英彦山六峰」と称された霊山があった。
中摩殿畑山はさらにその末山であり、英彦山遥拝所としての役割を果たし、龍神が祀られるこの
山頂から、英彦山へ向かい雨乞い神事が行われていたと伝わります。

誰もが気軽に英彦山参拝が叶わなかった昔のこと、せめて遥かに英彦山へ合掌したのだろうし、その
来歴を今に伝えるように、英彦山側の樹木が広々と切り開いてあるのが嬉しかった。

★ つれづれに一句

  神々の 山を一望 秋高し   yamahiko
    ・かみがみの やまをいちぼう あきたかし


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オトコエシ。

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まだ蕾の、ミズヒキ。

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ゲンノショウコと、キツネノマゴ。

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アキノタムラソウ、などなどを見ながら。

お疲れさまでした。





posted by やまひこ at 00:00| 山行記録

2017年09月07日

中岳へ

9月7日(木)

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昨日は中岳バイオトイレの掃除当番、朝まで降り続いた雨の具合はまだはっきりしないが
薄日も差してきたし、とにかく登ろう。

山は晴れの日しか登らない、と決めているがこうやって目的のある時は別物で、それに途中雨に
降られても、中腹に住んでいるので濡れても大したことではない。
久し振りに、北西尾根から登ろう。

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バードラインの分岐です。
直進したガレ場も7月の豪雨でどうなっているか気になるが、今日は左への道を行こう。

ここまではどうにか明るかったが、北西尾根に差し掛かると、強風と霧雨、そして蒸し暑さの
まるで三重苦のような登りになる。
蒸し暑いと云っても、強風で立ち止まるとたちまち汗が冷えて寒くなり、暑い!寒い!の
繰り返しだ、それに暗い。
岩場を見上げれば、あの花が見えているが風に揺れっぱなしで、こんな時に撮ってもブレて
しまうんだろうな・・、諦めよう。

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どうやら林を抜けるもの近いようで、一安心と思ったらこれからは遮るものがないので、風の中を
一直線に進むことになる。
それでも霧雨は、好い景色を見せてくれるものです。


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雨粒のキラキラが奇麗だ。

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ここまで来るといつもは上宮が見え始めるが、今日は遠望を諦めて穂が出始めたススキの
道を進む、やがて中岳に到着。

休憩所は誰かが掃除してくれたのか、落ち葉一つない。
トイレの掃除・点検を済ませ、連絡帳に記入して終了。

暗いし・・、じっとしていると寒いし・・、もう帰ろうと思っていたら一人の登山者が。
ブログをいつも見てくれているようで、有り難うございます。

下山は正面コースを、下るにつれて雨も風も治まり、奉幣殿近くになると蝉の声も賑やかになり
この明るさです。

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シコクママコナの、小さな群落に差し込む日差し。
山頂付近のあの寒さと暗さから一転・・、山ではよくあることですね。

お疲れさまでした。

★ つれづれに一句

  いつしかに 秋麗満つる 山となり   yamahiko
     ・いつしかに しゅうれいみつる やまとなり




posted by やまひこ at 04:07| 山行記録

2017年08月29日

裏英彦コースへ

8月29日(火)

7月の豪雨以来これも気になっていた、裏英彦コース。
深倉峡の土砂崩れを見てきたので、ますます心配になり行ってきました。

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裏英彦分岐です、今日は左に曲がる南岳コースではなくて直進しよう。
日陰が多いので岩の苔が滑りやすく、取り付きからしばらくは様子見がてらゆっくり行く。

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苔の庭園が途切れ途切れに広がり、手付かずの裏英彦コースの見どころでもある。
眺めるのは好い、登山道の苔には手こずる、という感じだろうか。

途中一か所だけ崩落していたので、道迷いを防ぐため方向を示すテープを付けました。
結論から云うと、コース全体の大きな豪雨被害はここだけでしたが、やはり自然林は大雨などへの
対応力が強いという事なのかもしれない。

それでもこの裏英彦は元々道迷いも多く、手強いコースである事には変わりなく、単独行は
避ける事、経験者と入山する事など注意が必要です。

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「鹿の角」を見上げながら、休憩するのがいつもの習慣です。

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サイコクイワギボウシが、涼し気だ。

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「垂水の壺」の水量が多い。
このあたりの崩落を心配していたが、それは外れたようです。

まもなく、ケルンの谷に到着。

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いつもはここから南岳と中岳の鞍部に直登するが、今日はこのコースを歩き通すのが目的なので
大休止して、このまま進もう。

時折の風で涼しいとはいえ、残暑の陽気だ。
沢音がする木陰で、蝉時雨に包まれヤレヤレの休憩。

ここから少しの急登を我慢して、それからはダラダラと小さなアップダウンを行けば好い。

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やっと見えてきた、鷹ノ巣山。
下山口の、薬師林道はもう近い。

★ つれづれに一句

  どこまでも 遠い眼差し 秋気澄む   yamahiko
    ・どこまでも とおいまなざし しゅうきすむ


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ヤマトウバナは、小花のポチポチ。

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ヤマシャクヤクはすっかり種になり、いつの間にかソーセージ感(?)を増したツチアケビなど
秋っぽくなってきました。

お疲れさまでした。






posted by やまひこ at 00:00| 山行記録