2017年06月28日

雨が育む

6月28日(水)

6月というのは12カ月の中で、かなり不遇な月ではないか。
野山に遠出したくなる5月の晴れがましさはないし、暑さと共に過ごす7・8月のようなある種
キッパリとした思いも湧いてこない。

それは何より、梅雨が来るから。
毎日降り続く雨に、人の心まで重くなりがちだ。
特に英彦山の梅雨は、大雨になりがちで谷をも削ることさえあり、常に霧が山全体を包みそれは
里にまで及んでいる。

雨にけぶる杉木立は美しく、その下に広がる苔の林床は地味ではあるがすがすがしい。

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坊跡の石垣や庭の苔は歴史を刻み、先人の暮らしを偲ばせ旅人はしばし佇む。
そこに足を踏み入れるといつもは忘れてしまっている、わび・さびの心に気付かされるし、こういう
静けさが身近にある英彦山に棲む徳を思う。


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雨水をしっかり含んだ苔の中から、小さなキノコが出てこの時期は「梅雨茸」と云われ
季語にもなっていて、迂闊にしていると踏んでしまいそう。

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雨もまた良し、の英彦山です。

★ つれづれに一句

    六月の 雨が育む 色として   yamahiko
     ・ろくがつの あめがはぐくむ いろとして


本日の、おまけ。

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雨粒キラリンの、蜘蛛の糸。

 


 




posted by やまひこ at 00:46| 日々のあれこれ

2017年06月25日

雨音を聞く朝は

6月25日(日)

朝刊が配達された音に目覚めて、今これを書いています。

夜通し降り続いた雨は、少しおとなしくなってきたようで、それは外に出なくても雨音で分かり
あとは空が白み始めるのを待つだけの、好きな時間でもあります。
と云ってもこんな朝は、グズグズと暗くすっきり爽やか〜!、とはならないものです。

この梅雨最中の九州を脱出して、北海道へ写真撮影遠征に出かけた知人もいるし、好いなぁ・・、
羨ましいなぁ・・、と思う。

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夏山遠征を、只今計画中です。
ルートを調べたリ、少しでも安上がりの方法をネットで探ったり、あれこれ盛り沢山になり過ぎて
練り直したりと、もう旅は始まっている気分になっている。

楽しいことを考える!、これも梅雨を乗り切る一つの方法ですからね。

★ つれづれに一句

  雨音を 梅雨の旋律と 聞く朝   yamahiko
    ・あまおとを つゆのしらべと きくあした




posted by やまひこ at 04:16| 日々のあれこれ

2017年06月20日

木下闇(こしたやみ)に

6月20日(火)

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どんなに晴れていても、暑くても、何となく空気に湿り気を感じるようになってきた。
もうそろそろ、梅雨らしい日が始まるのかな・・と思う。

★ つれづれに一句

  祀られし 幣の白さも 木下闇   yamahiko
    ・まつられし ぬさのしろさも こしたやみ

「木下闇・こしたやみ」は夏の季語で、木々の茂りに光が遮られたほの暗いさまを云い、
英彦山はその中にも、社が鎮もり祀られている。
何気ないけども、足を止めたくなる日常の風景です。


そして、今日はこれも。

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カタバミと、ニワゼキショウ。
もう、ただの雑草などとは言わせない。

★ つれづれに一句

  紫と いふ品格に 草茂る   YAMAHIKO
    ・むらさきと いうひんかくに くさしげる






posted by やまひこ at 00:00| 日々のあれこれ