2017年06月21日

いよいよ雨が

6月21日(水)

雨が降り始め、いよいよ本格的な梅雨がやって来たなと思う。
それに備えて昨日は一日中あちこちから、草刈り機や家普請の大工仕事の音などが響いていたが
どうやらそれも落ち着き始めたなと思う頃の雨。

今月末は集落の神社の祭りがあるので、それが終わるまでは空模様が気がかりだが、神事は
雨が降ろうがどうなろうが、日延べは出来ないものでせめて大雨にならなければ好いが。

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ジメジメと鬱陶しい事が多くなるが、常と変わらぬ日を過ごしたいですね。

★ つれづれに一句

  霊山の 絶へぬ水音に 梅雨来たる    yamahiko
    ・れいざんの たえぬみおとに つゆきたる



posted by やまひこ at 00:00| 歳時記

2017年06月20日

木下闇(こしたやみ)に

6月20日(火)

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どんなに晴れていても、暑くても、何となく空気に湿り気を感じるようになってきた。
もうそろそろ、梅雨らしい日が始まるのかな・・と思う。

★ つれづれに一句

  祀られし 幣の白さも 木下闇   yamahiko
    ・まつられし ぬさのしろさも こしたやみ

「木下闇・こしたやみ」は夏の季語で、木々の茂りに光が遮られたほの暗いさまを云い、
英彦山はその中にも、社が鎮もり祀られている。
何気ないけども、足を止めたくなる日常の風景です。


そして、今日はこれも。

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カタバミと、ニワゼキショウ。
もう、ただの雑草などとは言わせない。

★ つれづれに一句

  紫と いふ品格に 草茂る   YAMAHIKO
    ・むらさきと いうひんかくに くさしげる






posted by やまひこ at 00:00| 日々のあれこれ

2017年06月19日

星に祈りを・月出山岳(かんとうだけ)へ

 6月19日(月)

月が出る山、日田市東部に鎮座する「月出山岳」は「かんとうだけ」と読むが、その名前の
由来にロマンを感じ、登山と云うよりも史跡探訪気分で行ってきました。
前回までは、こちらを。
http://hikosan.sblo.jp/article/180027081.html

日田市街から県道672号を高塚・玖珠方面へ車を走らせると、登山口を示す標識がありそこを左折、
月出山集落の公民館横が駐車場になっている。
綺麗に整備されていて、記念スタンプも備えてある。

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出発の前に、説明版を読みましょう。
へぇぇ、ここも耶馬日田英彦山国定公園の一角に入っているんだな。

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登山ルートは舗装された「林道」と云う名の、単調で退屈なものだったが、途中にはシイタケ栽培の
榾木(ほだぎ)が積まれていて、そういう作業の人達がもっぱら行き交う道のようだ。

この山には3峰があって、西から東に一番坊主(678m)、二番坊主(690m)、
三番坊主(708.7m)と呼ばれている。
小一時間ほどで開けた場所に到着しました、どうやらここが一番坊主で展望台などが整備されている。

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この展望あればこその「月出山岳」だろうと思う、やはり現場に来るとよくわかります。

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渡神岳、釈迦ヶ岳、御前岳方面の山並み。

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耳納連山方面。

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九重山系・涌蓋山、万年山方面。

広々とした遠望が欲しいままで、天空に祈りをささげるには相応しいロケーションだ。
注目したのは、この仏塔です。

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左面には、「二十八宿遥拝所」と彫られています。
二十八宿とは、天球における天の赤道を、28のエリア(星宿)に分割したものだそうで、中国の天文学・
占星術で用いられました。
遥拝所(ようはいじょ)とは、遠く離れた所から神仏などをはるかに拝むために設けられた場所で、
どの方向に向かい参拝していたのだろうか、文字通り天に向かってだろうか。

さらによく見ると右側面には上から時計回りに「金、日、火、計、月、木、羅、土、水」とあり、その
上には九曜とあります。この九曜(くよう)とは、インド天文学やインド占星術が扱う9つの天体と
それらを神格化したものだそう。
難解な文字もあり、もうこれ以上は読めません。

どちらにしても、ここから天に向かって星々に祈りを捧げていたという事だろうか。
そして遥かには、日の子の山・英彦山ですからね、条件は整っている。

色々調べていくうちに、この仏塔に関して、こういう記事を発見。
https://mainichi.jp/articles/20160119/ddl/k44/040/248000c

この文中にあるように、豪潮律師は英彦山に宝篋印塔を建立した高僧としてその名を遺している。

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宝篋印塔は経文を納める石塔の事ですが、英彦山のこれは大変大きなもので、高さ約8メートル、
その規模は日本最大と言われています。
1817年に建立され明治時代の受難により、大灯籠のように造りは変えられていますが、その
規模は当時のまま伝えられています。
ここでも英彦山との繋がりを、見つけられたようで嬉しくなる。

今はこの山頂で観月会が開かれているそうで、夜空を仰ぎ昔に思いを馳せるなどしたら
どんなに好い時間になるだろうか。

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二番坊主、三番坊主を巡りながらの下山となりました。

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ノバラやニガナ、サンキライなどなど里の花を見ながら。

★ つれづれに一句

  降るほどの 星に恵まれ 夏今宵   yamahiko
    ・ふるほどの ほしにめぐまれ なつこよい




posted by やまひこ at 00:00| 山行記録